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民主、自民両党に対抗する第三極の色分けがはっきりしてきた。
核となるのは、日本維新の会と国民の生活が第一。
維新は太陽の党との合流が決まり、みんなの党とも選挙協力を進める。
生活は新党大地・真民主などと連携を強めており、
亀井静香前国民新党代表がつくる新党とも協力を模索するとみられる。
維新は19日、太陽の前議員を中心に2次公認候補9人を発表した。大阪から駆けつけた松井一郎幹事長は
「過半数をまず目指して鋭意やっている」と述べ、241人の擁立を目標に掲げた。
みんなは、維新との合流は見送ったが、候補者調整には積極的。第1弾として19日、
いったん大阪2区で擁立を決めた候補を同12区に国替えさせると発表。2区を維新候補に譲る代わりに、12区で維新の推薦を受ける。
一方、政治資金規正法違反事件で無罪が確定した生活の小沢一郎代表は19日の記者会見で、
維新と太陽の合流について「原発と消費税は決して小さな違いではない」と批判。
一方、社民党やみどりの風を念頭に、小沢氏は「大きなテーマを共有できるグループ、
個人と協力関係を築きたい」と語った。生活は、北海道8区で大地の協力を得ることが既に決まっている。
亀井氏と山田正彦元農林水産相も同日、新党を結成する意向を表明。反環太平洋連携協定(TPP)、
脱原発、消費増税凍結を掲げ、主張が似通うみどりの風との連携を念頭に置いている。
第三極のこうした構図の背景には、維新の石原慎太郎代表と小沢氏の確執がある。亀井氏は当初、
石原氏とともに新党結成を模索。だが、亀井氏が小沢氏も巻き込もうとしたことに石原氏が「死んでも嫌」と抵抗した。
また、小沢氏は第三極勢力が統一の首相候補を掲げる日本版「オリーブの木」構想を主導しようとしたが、
かねて秋波を送っていた橋下徹大阪市長が石原氏と組んだことで、実現は難しくなった。
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