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憲法で人工妊娠中絶が規制されているアイルランドで10月下旬、インド人女性(31)が医師に手術を
断られて死亡し、両国でそれぞれデモが起きるなど批判が強まっている。
アイルランド政府は法整備の見直しを視野に調査を始めた。
女性は妊娠17週目で背痛を訴え、同国西部の大学病院に入院。流産の可能性が高いとわかり、
女性は医師に中絶手術を求めた。だが、医師は「ここはカトリックの国」と拒否。手術を断られた後、
胎児は亡くなり、女性も敗血症で死亡した。
カトリック教徒が人口の約87%を占めるアイルランドは、母体に生命の危険があると診断された場合
しか中絶を認めていない。このため、中絶を望む女性は英国など国外で手術を受ける傾向がある。
女性の家族は「(女性は)アイルランドで働く夫と暮らすインド人で、カトリック教徒ではない」と反発。
インド政府は遺憾の意を表明し、調査結果を待って対応する姿勢を示している。
(2012年11月19日07時15分 読売新聞)
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