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神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館は16日、前日15日に公開展示を始めた幻の深海イカ
「ユウレイイカ」が死んだと発表した。死因は不明という。
同館によると、閉館後の16日午後5時10分ごろ、飼育担当者らがユウレイイカの状態を確認しに行くと
死んでいた。
開館中は、水槽を上下にユラユラと動き、話題のユウレイイカ目当てに大勢の来館者が訪れたという。
同館の広報担当者は「非常に残念です。ユウレイイカは採集された時から衰弱していましたが、
まさか(展示して)2日とは…。早かったです」と話した。
ユウレイイカは、15日午前6時ごろ、江の島近海の定置網に掛かった。水揚げした地元漁師が同館へ連絡し、
同日午後から公開展示を始めた。イカは全長約60センチで薄ピンク色に光っており、その物珍しい姿から
同館関係者も「生きたままの公開は極めて異例」と驚いていた。
ユウレイイカは、主に相模湾以南の太平洋の水深200~600メートルの深海に生息し、詳しい生態は分かっていない。
同館は、今後、ユウレイイカをホルマリンなどの薬液に浸した「液浸標本」として、今月下旬ごろまで展示する。
隣には、イカの生きていた時の映像記録を流す予定という。
ソース
nikkansports.com URLリンク(www.nikkansports.com)
元ニュース
【生物】生きているのを見るのは初めて…幻の深海イカ「ユウレイイカ」定置網に掛かる
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