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モスクワで14日、今年で第46回目を迎える日本映画祭が始まった。
オープニング作品は藤沢周平原作、北口景子主演の名作「花のあと」。
会場は日本映画ファンで埋め尽くされ、上映終了後、中西健二監督が表現した日本の自然美と繊細な情景描写に、
惜しみない拍手が送られた。
来場者の20代の女性は、日本のファッション雑誌の表紙をスマホの待ち受け画面にしていることを見せ、
「日本のものなら何でも好き」と語った。
◇着物、生け花、剣道…に精出すモスクワ女性
数年来、日本ブームが続くロシアでは、日本関連イベントがあると、こうして多くの市民でにぎわいを見せる。
日本映画には根強いファンがおり、10月には、代表格の北野武監督が、1899年に創刊されたロシア伝統の週刊誌
「アガニョーク」の表紙を飾った。
モスクワでは街を歩けば、スシバーにあたり、日本食はすでにお茶の間に浸透していて、「オベントウ」の宅配サービスもできた。
日本車やカメラは相変わらず人気で、ユニクロの進出でファッション界でもメイド・イン・ジャパンが存在感を増している。
着物や生け花だけでなく、剣道や合気道などの武道の習い事までにも、おしゃれなモスクワ女性が精を出し、
ホンダはすでに自動車メーカーだけでなく、サッカーチーム、CSKAモスクワの本田圭佑選手のことも指すようになった。
秋田県知事が、犬好きのプーチン大統領に秋田犬「ゆめ」を贈ったところ、秋田犬のブームが起き、あらゆるメディアが
秋田犬特集を組むようになった。最近では、秋田犬買い付けツアーまでできているという。
最近の調査で、ロシア人の54%が「日本は世界にいい影響を与えている」と答えている。
老若男女を問わず、ほとんどの国民が1日のうち1度以上は日本文化や日本製品の何かに触れているようにも思える。
日露関係は良くも悪くも「片思いの関係」とも言われる。
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