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○円続落、安倍総裁発言で売り加速-緩和強化観測で4月来安値
東京外国為替市場では円が続落。自民党の安倍晋三総裁の発言を受け、日本銀行に対する
追加緩和圧力が強まるとの見方が強まり、円売りが加速した。来月実施の衆院選では自民党が
政権を奪回する可能性が高いとみられている。
円は対ドルで一時1ドル=80円95銭まで下落し、4月27日以来の安値を記録。対ユーロでは
一時1ユーロ=103円21銭と、約1週間ぶりの103円台へ下落した。ブルームバーグ・データに
よると、円は主要16通貨全てに対して下落している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作シニア為替・債券ストラテジストは、安倍氏が
首相になれば、来春に任期満了となる日銀総裁・副総裁の後任に金融緩和に積極的な人しか
送らないという見方が非常に強くなっていると言い、足元でかなり円安に振れているのも「そうした
ことを意識しているためではないか」と指摘。「5年に1回、人事を通じて極端な影響力を行使
できるので、その可能性のある人物の発言なので効いているのではないか」と話した。
一方で、植野氏は「目先は日本の政局ネタでしばらく円安トライという可能性はあるが、冷静に
考えれば、政治の場外乱闘のつけが金融政策に回ってくるというのは米国も同じだ」と言い、
このまま一方的に円安が進む感じはしないとも語った。
ユーロ・ドル相場は朝方に1ユーロ=1.2718ドルまでユーロ売りが進んだが、その後下げ渋り、
午後には1.27ドル半ばまで値を戻す場面が見られた。
(以下略、ソースをご覧下さい)
□ソース:ブルームバーグ
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)