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東日本大震災の復興支援のため韓流スターと日本プロ野球ＯＢのチャリティーゲーム（東京ドーム、２４日）に出場する韓国の俳優、
イ・テソンさん（２７）や日本側監督の山田久志さん（６４）らが１２日、多賀城市を訪れ、被災地に植樹する桜の苗木などを贈った。
ゲームを主催するアスリートジャパン（東京）と同市体協や早朝野球団体の交流が縁。ゲームの収益を活用して出場選手らの
ネームプレートを付けた苗木を、同市最大の仮設住宅に隣接する多賀城公園野球場に来春から植える。ゲームには同市の野球少年ら１５０人が招待される。
来春植えられる苗木は１００本以上になる予定で、この日は一部を贈呈。一行はくわ入れをした後、仮設住宅入居者らと交流した。
イ・テソンさんは、線路に転落した日本人を助け犠牲になった韓国青年を描いた映画「あなたを忘れない」で主演。
韓流スターチームの投手でもあり「被災地を応援したい。野球を通し元気づけられるなら光栄」と言い、
山田さんも「領土問題などで国同士がぎくしゃくしている時だからこそ、我々アスリートが懸け橋になりたい」と話した。【渡辺豊】
毎日新聞 2012年11月13日 地方版
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