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中国共産党が11日の内部高官会議で、胡錦濤(フーチンタオ)総書記(国家主席)の「完全引退」
を決めたことがわかった。開会中の第18回党大会終了後に総書記だけでなく、党中央軍事委員会主席を
含めたすべての党の要職を習近平(シーチンピン)国家副主席に譲る。
同時に、江沢民・前総書記ら引退した党高官の政治介入を禁じる内部規定を定め、長年続いた「長老政治」
に終止符を打つための決定をした。
複数の党関係者が明らかにした。江氏やトウ小平(トウは登におおざと)氏は党の主要ポストを退いて
からも軍事委主席にはとどまり指導部人事などに介入してきた。胡氏は自ら身を引く代償に、
党内人事のルールを厳格化し、「院政」を敷いてきた江氏の影響力の排除を狙ったという。
党関係者によると、胡氏は内部会議で、完全引退の意向を表明。習氏が慰留したが、胡氏は応じなかった。
(1)いかなる党高官も引退後は政治に関与をしない(2)今後、軍事委主席も含めて引退期限を巡る
人事での例外を認めない、との2点を内部規定とすることを条件とし、完全引退の主張を繰り返した。
これが最終的に内部会議で了承された。
[朝日新聞]2012年11月14日3時55分
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8日、党大会の壇上で、江沢民前総書記(右)は、胡錦濤総書記に着席を促されたが、手を振って断った
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8日、党大会の壇上に並んだ胡錦濤総書記(左)と江沢民・前総書記
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