12/11/14 06:44:16.57 BVJVDaHs0
毒は獲物を咬んだときに獲物の体に注入されるもので、神経毒の「α-ラトロトキシン」である。
この毒を有するのはメスのみで、オスは人体に影響する毒を持たない。
オーストラリアでは死亡例があるが、日本では報告されていない。
大阪府では毎年本種による被害が発生している。
オーストラリアでは古くから代表的な毒グモとして知られており抗血清も存在する。
日本でもセアカゴケグモの発生した地域の医療機関で抗血清を準備しているところもある。
メスに咬まれた部位は、激しい痛みを感じる。
その後、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。
手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがあるため、
咬まれたら、医療機関での早急な診察が必要である。