12/11/15 03:48:37.86 tp9dLN/a0
既にこの検査を実施しているアメリカ在住者のブログより
この検査、こちらでは昨年から実施されるにあたって、
出生前健診でダウン症と分かってから子どもを産んだお母様の話を聞いて
討論する機会がありました。
この方は、家族関係の研究で博士課程を取っておられて、ダウン症の子どもを産む前から、
障がいの判明した新生児を持つ親御さんの心理的サポートをする仕事を
ずっとしていた方でした。(今は息子さんも中学生になっています)
ご自身が専門であることを身を持って体験されたわけですが…。
彼女は、出生前健診に賛成していて、その理由を子どもを産んで障がいが判明した場合、
そこから経験するショック、怒り、否定…などの5段階の
(妊娠中に思い描いていた理想の未来の)喪失への反応の及ぼすネガティブな影響を
ある程度避けることができるためだと言っていました。
(子どもは自分の命が親にショックを与えている、という状況下で
最初の数年を過ごさずに済む、と。)
精神的、物理的に、子どもを迎え入れる準備をしてから出産に挑めたことが、
自分にとっても子どもにとっても良かったと話していました。