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在日コリアンが多く住む川崎市川崎区桜本の桜本商店街で１８日、専門店や家庭自慢のキムチを一堂に集めて販売し、
町おこしなどにつなげようというイベントが開かれる。名付けて「Ｓ級グルメ キムチミュージアム～川崎にはキムチがある～」。
主催者は「川崎から庶民の味・キムチの魅力を発信し、日韓の友好につなげたい」と話している。
社会福祉法人「青丘社」などでつくる「キムチミュージアム」実行委員会によると、Ｓ級のＳは「桜本」「スペシャル」の意味で、
昨年１１月に同商店街で開催した「Ｓ級グルメキムチグランプリ」に続くイベント。昨年は白菜キムチに特化し、
来場者が投票して味を競ったが、今年は投票はやめて、オイキムチやカクテキ、カブやニラなど、１０種類以上を販売する。
試食もでき、焼き肉店や市民グループなど１５店舗が参加予定。恒例の「日本のまつり」に併せて開催する。
市によると、市内には今年９月末現在、約８２００人の韓国・朝鮮人が暮らす。中でも桜本周辺には焼き肉店やキムチ専門店などが集中しているが、
各地に韓国料理店が増えたことに加え、不況の影響などで、かつてほどのにぎわいはないという。
桜本で４５年間焼き肉店を営む金（キム）道（ド）礼（レ）さん（８５）は「店ごと、家ごとに違ういろいろなキムチの味を楽しんでほしい」と話している。
ソース カナロコ
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自慢のキムチを手にイベントへの来場を呼び掛ける金さん（左）ら＝川崎市役所
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