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その過去とは、ベトナム戦争に参戦した韓国軍によるベトナム民間人の虐殺問題だ。
最初にタブーを破ったのは、韓国のハンギョレ新聞社が発行する週刊誌
『ハンギョレ21』だった。同誌は99年、韓国軍がベトナム戦当時に起こした虐殺事件に
ついて記事を掲載したのだ(5月6日号)。
この記事を書いたのは、韓国人歴史研究者のク・スジョン。彼女はベトナム戦争の
韓国軍の残虐行為が記されたベトナム側の資科を入手し、韓国の市民団体の一行と
ともにベトナム現地で検証を始めたのだ。ある地域で、猛虎部隊(韓国軍部隊)等に
よる1か月間の作戦で1200名もの住民が虐殺されたという66年当時のベトナム側の
報告を紹介しながら、同時に生存者たちの証言に基づき虐殺の様子を具体的に
描いている。
例えば、生存者の証言からは韓国軍による民間人虐殺の方法にいくつか共通した
類型があったようだと、同記事には記されている。
以下、その部分を略して引用すると「大部分が女性や老人、子供たちである住民を
一か所に集め、機関銃を乱射。子供の頭を割ったり首をはね、
脚を切ったりして火に放り込む。
女性を強姦してから殺害。妊産婦の腹を、胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰す。
トンネルに追い詰めた村人を毒ガスで殺す等々」だ。
日本の戦争責任を追及してきた韓国の人々にとって、自国軍も虐殺を
していたのだという告発は、苦いものであったに違いない。