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兵庫県尼崎市の連続遺体遺棄・行方不明事件で、岡山県の海でドラム缶に入った遺体が見つかった橋本次郎さん（当時５３歳）の
死体遺棄容疑で逮捕された角田(すみだ)美代子被告（６４）の義理の娘・瑠衣(るい)被告（２７）が「美代子被告とは、もう会わない」と
決別の意思を関係者に示していることがわかった。
「罪をきちんと償いたい」と話しているが、美代子被告にはまだ恩義を感じており、気持ちを断ち切れていない様子だという。
瑠衣被告は、美代子被告らが２００３年に離散へ追い込んだとされる高松市の一家の次女。美代子被告らに尼崎市へ連れ出され、
美代子被告の自宅マンションで集団生活をしていた。
関係者によると、同居当初、美代子被告から「新しい、ええ名前を付けたる。『ハナ』や。あんたも私を『お母さん』と呼べ」と言われ、
「後継者」と紹介されていた。一方で、数年前まで美代子被告らから暴力を振るわれることもあったとし、
今も暴行の場面に話が及ぶと急に顔を引きつらせるという。
今年８月に窃盗事件で逮捕されてからは、親族に「美代子被告とは二度と会いたくない」とする手紙を送った。
読売新聞 11月11日(日)20時48分配信
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