12/11/10 13:23:30.85 McMNpTXv0
【サルでもわかる宇宙の始まり:3-2】
では、リンゴぐらいの一点の火の玉に、なぜ全ては圧縮されていたのか、それはどこから来たのか
佐藤克彦は、ワインバーグの、
物質同士は引き合うのに宇宙が膨張しているのは根本的に空間は広がろうという力を持っているからだ
=「真空のエネルギー」という概念からインフレーション理論を提唱し
そのエネルギーがアインシュタインのE=mc2により、一気に素粒子に変換してビックバンが起きた
と発表して世界の注目を集めている
その理論は
137億年前、宇宙の始まりが開始されてから10のマイナス44乗秒後、
物質はまだ無いので「真空のエネルギー」しか存在しない素粒子の大きさにも満たない点が出来る
その真空のエネルギーにより点は光よりも速いスピードで倍々ゲームで急激に膨張し(インフレーション理論)
倍々ゲームを百回繰り返した時に、そのエネルギーはアインシュタインのE=mc2により、
一気にクォークや光子などの17種類の素粒子に変換して、
点は、質量も持たず、役割もない素粒子が、光のようなスピードでただ飛び回るだけの、
一兆度の一兆倍以上の温度の火の玉に変換する(ビックバン)
宇宙の始まりが開始されてから、100億分の1秒後、火の玉の温度は1千兆度まで下がり、ヒッグス素粒子が働き始め
質量を持たず、光のようなスピードでただ飛び回るだけだった素粒子達が質量を持ち始めて、ゆっくり動くようになり
それぞれの素粒子がそれぞれ力を持ち始める
宇宙の始まりが開始されてから1万分の1秒後、素粒子はグルーオン素粒子の力により結びつき始め、
陽子や中性子が次々に産まれ始める
宇宙の始まりが開始されてから1秒後には、陽子・中性子・電子が揃い、
宇宙の始まりが開始されてから38万年後、火の玉の温度が3千度まで下がると
電子が陽子・中性子からなる原子核に取り込まれ原子が出来
それまで飛び交う素粒子にぶつかって直進することが出来なかった光子が直進出来るようになり、
宇宙が見え始める・・・というものだ