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中国経済を支える工業生産に関する先月の統計が発表され、いずれも前の年の同じ月と比べた伸び率が９月を上回り、
景気の減速に歯止めがかかりつつあるという見方も出ています。
中国の国家統計局が９日発表した先月の工業生産は、前の年の同じ月に比べて９．６％のプラスとなり、前の月を０．４ポイント上回り、
伸び率が２か月続けて前の月を上回りました。
また、同時に発表された先月の小売の売上高は、前の年の同じ月に比べて１４．５パーセントのプラスで、
伸び率は前の月を０．３ポイント上回り、３か月続けて前の月を上回りました。
中国経済は、ことし７月から９月までのＧＤＰ＝国内総生産の伸び率が７四半期続けて前の期を下回るなど、
景気の減速が鮮明になっていますが、９日に発表された生産と小売りを巡る統計の数字がいずれも上向いていることから、
景気の減速に歯止めがかかりつつあるという見方も出ています。
ＮＨＫ 11月9日 21時0分
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