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西濃運輸(岐阜県大垣市)の神奈川県内の支店に勤務していた男性(当時23歳)が自殺したのは
サービス残業の強要などが原因だとして、男性の両親が8日、同社に慰謝料や時間外労働の未払い
金など計約8100万円の支払いを求める訴訟を横浜地裁に起こした。
訴状によると、男性は2007年3月に入社し、荷物の管理や顧客のクレーム対応などを担当。
09年11月以降、退職届を3度提出したが会社側は受理せず、翌年12月に、県内のキャンプ
場で硫化水素を発生させ自殺した。遺書には「毎日12時間以上働かせサービス残業を強要した」
などと書かれていたという。
男性の時間外労働は、多い時で月約98時間に上り労働基準監督署は今年4月に労災を認定した。
男性の母親は提訴後、「会社側はサービス残業の実態を認めず、反省していない。息子に謝罪し
てほしい」と話した。西濃運輸総務部広報課は「規定に基づき、適切に対応を取ってきた。提訴
については訴状を確認していないため、コメントできない」としている。
▽読売新聞(2012年11月8日21時51分 )
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