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■東京「コリアタウン」初の多目的イベントホール 22日、グランドオープン
東京・新大久保の職安通り、通称コリアタウンに地元初の多目的イベントホール「Ｋ―ＳＴＡＧＥ―Ｏ」が22日、グランドオープンする。
関東地区を中心に韓国料理レストラン「妻家房」を全国展開している呉永錫さんが開設した。
Ｋ―ＰＯＰ公演や映画試写会などを通して韓国文化の発信基地を目指す。
多目的ホール「Ｋ―ＳＴＡＧＥ―Ｏ」は、新大久保最大のショッピングモールとしてにぎわう韓流アミューズメントビル「Ｄｅｓｉｇｎ89」の3階フロアにある。
席数は207。規模も新大久保では最大。観客と出演者が一体になれるよう工夫されたステージが目新しい。
多目的ホールをつくった呉さんの狙いは、まず、地域の活性化だ。
新大久保の「コリアタウン」一帯は東日本大震災や領土問題のあおりを受けて客足が落ちている。一部で「最盛期の半分」とも言われている。
それが「コリアタウン」への出店を控えてきた呉さんの重い腰を上げさせた。
呉さんは「いままで地元に欠けていたのは韓国の文化の香り。ホールでＫ―ＰＯＰの公演や韓国映画の試写会など、様々なイベントを企画していきたい。
この街が活気づけば、韓国の大手企業の進出も期待できる」と夢をふくらませている。
同フロアでは韓国の最新流行の味も気軽に楽しめる。「ＳＡＩＫＡＢＯ ＳＥＯＵＬ ＭＡＤＡＮＧ」では「ＳＣＨＯＯＬ ＦＯＯＤ」のキムパッやトッポッキ、
チヂミなどのＢ級グルメ。俳優、黒田福美さんとのコラボレーションによる「八道」は釜山で流行しているローカルな麺類が特色。
このほか、著名な韓流スターによる鶏と野菜の蒸し煮専門店「ヨルボンチムタク」も出店している。
しゃれたカフェ「ＣＡＦＥ＆ＢＡＲ Ｋ’ｓ」も若い世代の注目を集めそうだ。
（2012.11.7 民団新聞）
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