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式典で国歌の起立斉唱命令に従わず、東京都教育委員会から停職の懲戒処分を受けた元都立校教員の河原井純子さん(62)が、
都に300万円の慰謝料を求めた訴訟の差し戻し控訴審で、東京高裁は7日、都に30万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
都教委によると、「戒告より重い処分には慎重な考慮が必要」との初判断を示した1月の最高裁判決後、賠償を命じた判決は初めて。
特別支援学校の教員だった河原井さんは2006年、起立斉唱命令に従わなかったとして、停職1か月の処分を受けた。
最高裁は「処分は原則、戒告が相当」として処分を取り消した上で、賠償を認めるか審理するよう高裁に差し戻していた。
南敏文裁判長は「思想・良心の自由の問題に対し、都教委は慎重に検討することを怠った」と指摘。
「教壇に立てなかった精神的苦痛は、処分取り消しだけでは回復できない」と述べた。
読売新聞 11月7日(水)21時4分配信
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