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米NBCニュースのウェブサイトによると、「米中の選挙制度の比較」をテーマとした討論会で、
ある学者は「米国の大統領選挙の方法はあまりに短絡的で、そのうえ大量の時間と経費を費やすが、中国の選挙制度はさらに優れている」と話した。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)
香港特別行政区政府司法局の元責任者の馮華健氏は、米国の場合、執政の経験が少しもない候補者が政府のトップに選ばれ、
世界でもっとも影響力を持つ国を統制することになるが、それと比べると中国の方法はもっと優れているとの見解を示した。
清華大学倫理学・政治学のダニエル・A・ベル教授は、中国の指導者グループはエリート集団で、多くが各省の省長や省委員会書記を務めたことがあり、
豊富な執政経験がある点を挙げ、「中国で米国の保守派政治家サラ・ルイーズ・ペイリン氏やイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ前首相、
米国のジョージ・ブッシュ前大統領と同じ方式による成功はあり得ない。彼らに基本的な執政能力が不足しているためだ」と話した。
ベル教授によると、米国の候補者は選挙に非常に多くの時間と経費を費やすが、中国の指導者はこれらの時間と気力を政治上の成績と学習に充てる。
また教授は、「米国の選挙制度には短絡的という欠点がある。現世代と次世代の間に利益面の矛盾がある場合、次世代の利益が犠牲になる。
これは理論的な問題に限定されず、世界気候問題がその例である」と述べた。
米国の選挙における巨額出費は疑問視されており、大統領選が行われる2012年の出費はすでに約60億ドルに上った。
馮華健氏は、「米国の選挙制度は大げさに騒いでいるとも言えるおかしなもので、2つの政党がそれぞれの主張をしている」と話した。(編集担当:米原裕子)
サーチナ 【政治ニュース】 2012/11/06(火) 13:51
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