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・6月に私的違法ダウンロード刑罰化法案が闇討ち的に成立、10月から施行されました。このタイミングでマイボイスコムが
「音楽ダウンロードの利用に関するアンケート調査(第5回)」を実施して探った動向は衝撃的です。
音楽にお金を使わない、ダウンロードもしない傾向が一段と鮮明です。CD売り上げ減少を補うと期待された有料音楽配信の
売上高も、つるべ落としの激減ぶり。消費者に買いたくさせる魅力的コンテンツを育てずに、刑罰の力に頼ろうとする音楽業界は
末期症状露呈です。
※グラフ:URLリンク(blog.dandoweb.com)
「あなたは音楽CD・DVDの購入やレンタル、曲のダウンロードなど、音楽を聴くために1ヶ月あたりどの程度のお金を
使っていますか」に対する回答が上のグラフです。全くお金を使わない層が2007年調査までは55%程度に止まっていたのに、
2010年に62.5%、2012年は68.6%と拡大しました。2割前後いた5百円未満層が16.8%へ、11%くらいいた千円未満層が
7.1%に細ってしまいました。千円から3千円という上得意層は2005年頃までの半分、5.4%です。
※グラフ:URLリンク(blog.dandoweb.com)
「あなたはここ1年以内で、音楽のダウンロードに1ヶ月あたりどの程度のお金を使っていますか」の質問に答えた上の集計グラフで、
無料でもダウンロードしなくなっている傾向がはっきりします。1年以内にダウンロードしていない層が2010年の32.4%から2012年は
43.9%まで増え、無料ダウンロード層が30.4%から24.2%に減りました。
日本レコード協会の「有料音楽配信売上実績」から四半期ごとのデータを抜粋したのが下の一覧表です。(>>2-10につづく)
URLリンク(blogos.com)
※前:スレリンク(newsplus板)