12/11/05 22:13:55.83 WzIND7tJ0
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( ̄ー ̄) 改訂した要約Q&A(★「準則主義」を反映)
Q:審議会が「認可すべき」という答申を出しても、最終的に認可するのは文部科学大臣の権限では?
A:そのとおりです。
Q:審議会の審査は、いわば「必要条件」に過ぎないのではないか?文部科学大臣は、審議会を通った案件についても、
政策的な理想を考えたうえで、自分の自由裁量で不認可にすることもできるのではないか?
A:実は文部科学大臣に自由裁量はありません。「準則主義」が平成15年頃から政府に導入されました。
Q:「準則主義」って何ですか?私はバカな真紀子信者なのでわかりません。教えて下さい。
A:「一定の法令で明示された基準をクリアした案件は、すべて認可しなければならない」という主義です。
準則主義の考え方でいえば、文部科学大臣には勝手な裁量の余地はありません。
>設置認可については,平成15年度に,大学設置基準等の法令上の要件を満たせば
>設置を認可する「準則主義」に転換している。
URLリンク(www.mext.go.jp)
Q:そんな!国民が選んだ政府の文部科学大臣に勝手な裁量ができないのでは、民主主義に反するのではないか?
A:むしろ文部科学大臣が恣意的に認可不認可を変えられることは、自由主義に反します。国民の予測可能性や
信頼を裏切ることになり、予想できない不利益を与えることになりますから。
Q:それなら、わざわざ文部科学大臣が認可する必要はなくて、局長とか課長とか委員長等の実務者が認可すればいいのでは?
A:大学設置基準は文部科学大臣が定めたものですから、文部科学大臣が認可するのは筋が通っています。
Q:しかし、ハンコを押すだけだったら、文部科学大臣の存在意義がなくなるのでは?まるでロボットみたいですよ?
A:将来の制度や政策をどうするかは、文部科学大臣が官僚や議員と相談して構想すること。これこそ政治家の仕事です。
Q:「準則主義」は不当だから、真紀子大臣が自由裁量に変更したのではないか?
A:「準則主義を変更する」という通達を真紀子大臣がいつ出しましたっけ?そんな通知があるなら見せてください。