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★版権仲介2社 6000万円脱税 社長、在宅起訴へ 東京地検
・タレントなどの著作権を管理する「ビーエフケー」、企画製作・販売会社「ディエスアール」(ともに東京都千代田区)の
2社が法人税計6千万円を脱税したとして東京国税局から法人税法違反罪で告発された事件で、東京地検特捜部が近く、
同罪で両社の菅谷覚社長(65)を在宅起訴し、法人としての両社を起訴する方針を固めたことが4日、関係者への
取材で分かった。
告発によると、ビー社は、菅谷社長の知人が経営する印刷会社へ業務を発注したように装って経費を水増し計上し、
平成22年7月期までの1年間で約3千万円を隠し、法人税約1千万円を脱税。ディ社も同様の手口で22年12月期までの
3年間で約1億7千万円を隠し、約5千万円を脱税したとされる。
関係者によると、2社はタレント事務所やアニメなどの著作権保有者と使用許諾契約を結ぶ一方、遊技機メーカー側に
新機種の企画を提案。パチンコ台の「大海物語スペシャルwithアグネス・ラム」「遠山の金さん」シリーズなどで著作権保有者と、
メーカーの仲介役を果たす「版権ビジネス」で利益を上げていた。
東京国税局は菅谷社長と2社について特捜部に告発していた。
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