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★NEWSの窓:科学 日本人のルーツ アイヌ民族は琉球人に近い
◇毎日新聞論説委員・青野由利
私たち日本人の祖先はどこからきたのか。繰り返し話題になりますが、そのつど、興味をそそられます。
最近の話題は、「北海道のアイヌ民族と沖縄(琉球)の人は遺伝的に近い」というDNA解析による研究成果。
日本の研究グループと、マレーシアからきた留学生が共同で明らかにしました。
実はこの成果は、意外なものではありません。日本人の祖先については、そもそも、次のような説が有力だからです。
「日本列島には旧石器時代から縄文人が住んでいた。その後、弥生時代になって大陸から渡来人がやってきた。
日本の本土では縄文人と弥生人の混血が進んだが、北海道と沖縄ではあまり進まず、縄文人の遺伝子が色濃く残った」
今回は、個人差のある遺伝子型をたくさん分析したところ、この説を裏付けるような結果が得られたというのです。
この説は「二重構造モデル」と呼ばれますが、その発端は約100年前にさかのぼります。
当時、東大のおかかえ医師だったベルツさんが、「アイヌ民族と沖縄の人は遺伝的に同じ系統」という考えを提案したのです。
一方、大森貝塚の発見で知られるモースさんや、長崎・出島のオランダ商館医を務めたシーボルトさんは別の説を唱えましたが、
生き残ったのはベルツさんの流れをくむ説だったのです。
今回の遺伝子解析結果で興味深いのは、アイヌの人から見ると、本土の日本人より沖縄の人の方が遺伝的に近いこと。
さらに、本土人から見ると、アイヌ民族より韓国人の方が遺伝的に近いということです。(>>2-3へ続く)
▽毎日小学生新聞 2012年11月03日
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▽前スレ★1の投稿日2012/11/04(日) 16:36:00.09
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