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中国や韓国の金型メーカーが、その超精密研削盤を買い入れないでしょうか。
鈴置:これだけ精密な加工ができる機械は、ワッセナー・アレンジメント―昔のココム規制ですが―により、
中国は日本から輸入できないでしょうね。
伊藤:その通りです。
鈴置:韓国も、これからは日本製の精密機械の輸入が難しくなるでしょう。最近、新日鉄がPOSCOを訴えたように、
日本の技術が韓国企業経由で中国に流れるケースが目立つようになっています。
韓国相手だとつい脇が甘くなる日本人の癖を中国が利用していると見る向きもあります。
いずれにせよ、韓国への技術移転や素材・機械の輸出も厳しく規制されていくと思われます。
「韓国にはウチの精密機械は売らない」
伊藤:政府が規制する前に、民間企業が韓国への精密機械の輸出や技術移転を自粛するケースが出始めました。
もちろん、商売にはマイナスですが「日本に害をなす国家を利してはいけない」との強い思いからでしょう。
鈴置:私も同じような話―「日本を侮辱する韓国に対し、日本にしかない機械は売らないことにした」
という話をあちこちで聞きました。面白いことに私が知る限り、いずれもオーナー社長の会社です。
伊藤:実は、私も最近、韓国とのお付き合いを断りました。長い間続けてきた韓国の大学での特別講義や、
韓国の同業者との集まりでの講演はやめたのです。韓国の学生のインターンシップ受け入れも、
韓国の同業者の工場見学も、すべてお断りしています。