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韓国の脱北者団体が1日、「脱北少女像」の設置を求めて中国大使館前でデモを実施した。韓国政府は対中関係の悪化を懸念して、
設置に反対する立場を示した。中国メディア・人民網が伝えた。
記事は、脱北者からなる「キリスト教社会責任脱北同胞会」が先月、中国大使館前に「脱北少女像」の設置を求めたことを紹介。
すでに資金集めを開始し、12月下旬に除幕をおこなう計画であると伝えた。
一方、韓国政府は「対中関係悪化の火種になる」「問題の主要因である北朝鮮への行動を取らず、
中国の責任を追及するのはおかしい」と反対の姿勢を示し、脱北者団体に考え直すよう求めていると合わせて紹介した。
韓国では1日、ある脱北者団体が中国大使館前で脱北者の北朝鮮返送への抗議デモを実施したほか、
釜山の中国総領事館前でも同様の集会が開かれた。記事は「北朝鮮へのビラ散布が政府や住民に反対され、
その矛先が中国に向いた」と伝えた。（編集担当：柳川俊之）
サーチナ 【社会ニュース】2012/11/02(金) 09:42
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