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国がまとめた全国家計調査で、山梨県の甲府市民が
海産物を好む傾向が浮き彫りになった。
まぐろやあさり、貝類などの1世帯当たり年間支出額で、
甲府市はいずれも全国上位となり、「甲州人は魚介好き」という定説が改めて裏付けられた。
調査は総務省が行い、2人以上の世帯の年間平均支出額を、県庁所在市と
政令市など計51市区で集計。品目ごとに順位付けした。
2009~11年の調査結果によると、甲府市民が消費する海産物は、
全国2位に、まぐろ(年間平均支出額1万1348円)、あさり(同1563円)、
干しあじ(同2073円)、塩干し魚介などを除く他の魚介加工品(同1万4778円)が入った。
3位には貝類(同5879円)と魚介の漬物(同5445円)、4位にしじみ(同953円)、
ほたて貝(同1850円)、わかめ(同1903円)がランクイン。
これらの品目の支出1位を見ると、静岡市や青森市、富山市など、ほとんどが海に面している。
山梨の郷土産品「煮貝」は、甲州商人が江戸時代、静岡の駿河湾で採れたアワビをしょうゆ漬けにし、
馬の背に乗せて運んだのが起源とする説がある。県統計調査課は「山梨は山国であるために、
昔から海産物への憧れが強いのかも」と分析する。
海産物以外では、きゅうり(同4233円)とぶどう(同6680円)が全国1位に。
もも(同3887円)も3位に入っており、同課は「果物王国の山梨で地産地消が
進んでいる表れとも受け止められる」と指摘。しかし、きゅうりに関しては
「産出量は全国的にも平均レベルで、理由は分からない」としている。
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