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◇◆暴力支配支えたマサとハナ 尼崎連続変死事件◇◆
美代子被告(64)と常に行動を共にしていた2人がいる。
角田被告のいとこに当たり「マサ」と呼ばれる李正則受刑者(38)=ドラム缶事件で実刑確定=と、
角田被告の息子の妻で「ハナ」の愛称を持つ角田瑠衣(るい)被告(27)=窃盗罪で起訴。
関係者によると「マサは用心棒で、ハナは後継者」と言われ、複雑な人間関係の中で
角田被告による“支配の構図”を支えていた。
李受刑者は「角田被告のおじ」と養子縁組し、戸籍上のいとこ。遺体が発見された民家の長男の再婚相手の子として、尼崎市内で育った。
小中学校では野球に打ち込み、キャプテンも務めた。
高校は親族を頼って四国に移り、野球の名門校に進んだが中退。
尼崎に戻り、角田被告らと同居するようになったとみられる。
「この子は元やくざで私の言うことは何でも聞く」ドラム缶遺体遺棄事件で起訴された川村博之被告(42)は李受刑者の公判で、
角田被告にそう紹介されたと証言。角田被告の意に沿わない言動を取ると、「マサ、殴ったれ」。
大柄な体格で腕っぷしの強い李受刑者に、意識がなくなるまで暴力を振るわれたこともあったという
中学の同級生によると、李受刑者を飲みに誘い断られたところ、角田被告が李受刑者を連れて家にやって来たことがある。
「マサは両親が離婚して家庭環境が複雑やから私が引き取っている。
仲良くしてあげて」と泣きながら頼まれた。
一方の瑠衣被告。高松市で育ち、活発で勉強もでき、進学校に通っていた。
だが、家を出入りしていた角田被告になつくようになり、一気に変貌。
高校中退後、尼崎で共同生活を送るようになったとみられ、角田被告の息子と結婚した。
角田被告は周囲に「両親から虐待を受けてるからこっちに連れてきてんねん」と紹介し、
「跡継ぎにしたい」とかわいがった 角田被告のマンションに招かれた男性は、瑠衣被告について
「(角田被告に)しつけられていたような印象だ」と振り返る。
ひざをついた状態で、両手でビールを注がれたといい、「角田被告を褒めるのがうまく、常に気を張り巡らせている様子だった」と語る。