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陸上自衛隊のヘリコプターの開発事業を巡る事件で、防衛省の当時の担当幹部らは、別のヘリコプターの開発で実績のある
メーカーに確実に受注させるため、裏工作を行っていたとみられることが関係者への取材で分かりました。
東京地検特捜部は、担当幹部らから事情を聴くなど、実態の解明を進めています。
陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター「UHX」の開発事業を巡っては、公募に応じた大手メーカー2社のうち川崎重工業
が受注しましたが、この過程で不正が行われたとして東京地検特捜部が官製談合防止法違反の疑いで捜査を進めています。
川崎重工業は、別の偵察用ヘリコプターの開発に国内のメーカーとして初めて単独で成功した実績があり、平成9年から
22年度まで、陸上自衛隊に納入していました。関係者によりますと、防衛省の当時の担当幹部らは、当初「UHX」の開発
も川崎重工業に行わせようと考えていましたが、受注メーカーを選定する方法が予想に反して複数の企業から企画を公募する
ものになり、別のメーカーが応募してきたことから川崎重工業に確実に受注させるため、このメーカーから提出された秘密資料
を漏らすなど、裏工作を行っていたとみられるということです。
特捜部は、担当幹部らから事情を聴くなど実態の解明を進めています。
▽NHKnews(10月27日 19時12分)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)