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スーパーマンが長年勤めた新聞社を「退職」したことに、朝日新聞の名物コラム「天声人語」が「クレーム」を
付けている。
スーパーマンことクラーク・ケントは、普段は記者として新聞社「デイリー・プラネット」に勤務している、
というのが初登場以来70年以上続くおなじみの設定だ。ところが2012年10月24日発表された新作漫画でケントは、
「新聞はもはや、ジャーナリズムではなく娯楽になり下がった」
と上司に言い放ち、新聞記者を廃業してしまった。
■「いわば副業だけに気楽なもんだと思う」
天声人語筆者は、記者仲間の「変節」にいたく落胆したらしい。26日朝刊の同欄は、
「『新聞で人助け』とか言っていたのに、そりゃないぜクラーク」
といった調子で、終始嘆き節に満ちている。
また筆者には、ケントが今後、ジャーナリストとしての活動の場をインターネットに移すとされていることが
よほど気に食わない様子だ。「同業の目には無謀と映る」と独自の論理を主張しただけではなく、さらには
「空さえ飛べる男が時流に乗るのは道理かもしれない」とスーパーマンの能力を引いてあてこすり、とどめは
「ひがみ半分、いわば副業だけに気楽なもんだと思う」。
(>>2-10につづく)
▼J-CASTニュース [2012/10/27 17:13]
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▽写真=「『新聞で人助け』とか言っていたのに、そりゃないぜクラーク」
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