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★「伊達直人」再出現で日本は明るくなる?
神奈川県の3区役所にランドセル
「吉兆」といえるだろうか―。「伊達直人」によるランドセルのプレゼントが続いて
いる。今月11日には神奈川県の港北、神奈川、鶴見の3区役所に計24個のランドセ
ルが届けられた。さらに22日、神奈川区役所に再びランドセル4個が届いた。
「11日分は箱の中に『未来ある子供たちに活用してください 伊達直人』というメッ
セージがありました。22日分は宅配伝票の送り主欄が『伊達直人』になっていまし
た。心温まる行為です」(神奈川区役所総務課)
伊達直人やタイガーマスクからランドセルが届くようになったのは一昨年12月末だ
った。前橋市の児童養護施設に伊達直人名義でランドセル10個が贈られるや、全国で
同じ行為が続発。社会現象になったことは記憶に新しい。
ところが昨年3月11日に東日本大震災が起きたとたん、ランドセルのプレゼントは
ピタリと止まった。
「今回のプレゼントは世の中が安定してきた証拠です」と分析するのは明大講師の関修
氏(心理学)だ。
「ランドセルを贈っていた篤志家の人たちは、大震災のあと東北にボランティアに出か
けたはずです。あれから1年半が経過し、奉仕活動が一段落して、篤志家は震災と原発
事故のショックから解放されつつあるのでしょう。もともと人間は『恒常性』といっ
て、異常事態から平和な状態に戻りたいという本能を持っている。篤志家は“プレゼン
トによって昔みたいな明るさを取り戻したい”と願っているのです。人の善意によって
災害という“神の怒り”を鎮めたいという気持ちもあるはず。年末に向けて、再び伊達
直人が活躍しそうです」
政治は混迷し残忍な事件が続いているが、人の心が明るくなってきたのはせめてもの
救いだ。
10月24日 掲載
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