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生後1カ月の娘が死亡したのは病院が心 臓病を見逃したためだとして、栃木県在住 の両親が東京都江戸川区の
医療法人「清雅 会」に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁 は25日、請求通り約5880万円の
支払 いを命じる判決を言い渡した。菅野雅之裁 判長は「正しく診断していれば命を救え た」と述べた。
判決によると、母親(36)は2007 年、清雅会が同区で経営する「清水産婦人 科クリニック」で
長女を出産。6日後に退 院したが、長女は約1カ月後に「大動脈弁 狭窄(きょうさく)症」による
心不全で死 亡した。
病院側は、心臓に雑音はなかったとする カルテの記載を根拠に「病気には気付けな かった」と主張。
両親側は「医師は胸の音 を聴いておらず、カルテは改ざんされた」 と訴えていた。
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