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★民主ショック 離党者続出→不信任可決という悪夢が現実味
東京都の石原慎太郎知事による新党結成表明で、大打撃を受けそうなのが民主党だ。
党内には「石原シンパ」が少なからずおり、保守系議員が雪崩を打って「石原新党」に
走る可能性があるからだ。泥船と化した民主党からの脱出劇が加速すれば、29日召集
の臨時国会で「内閣不信任案可決」という悪夢に見舞われるかもしれない。
民主党がまず直面する課題は都知事選への対応だ。石原氏の後継候補を支援するの
か、対立候補を擁立するのか。「右から左までの寄せ集め集団」と揶(や)揄(ゆ)さ
れる民主党が後継候補の支援に回れば、党内のリベラル勢力が離反しかねない。
対立候補を擁立できたとしても、完敗の可能性がある。根強い石原人気に対抗する力
は今の民主党にはない。首都決選での敗北は、ただでさえ苦戦が予想されていた次期衆
院選に向けて、民主党に決定的なダメージを与えるだろう。
このため、「自主投票」という敵前逃亡を決め込む手も考えられるが、「不戦敗」に
は変わらない。いずれにしても、想定外だった都知事選は民主党にとってデメリットし
か残らない。
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)