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新日鉄はなぜポスコを提訴したか? ひょんなことから「証拠」押さえる
「秘中の秘」が漏れた
訴えは4月19日日付で、対象はポスコと、日本法人「ポスコジャパン」(東京都中央区)、
新日鉄で研究開発部門にいた元社員。新日鉄は米国でも、ポスコを相手取って24日、提訴した。
新日鉄は、ポスコが新日鉄元開発担当者から不正に入手しない限り、簡単に製造
できるはずがないとの疑惑を持ち続け、繰り返し警告してきたという。
宗岡正二社長は5月14日の会見で、「基本的な協調関係は堅持していく」と述べ、2000年以来続く
ポスコとの研究開発や原料調達などでの戦略的提携関係は維持する考えを示す一方、
「我々が何十年もかけて数百億円を投じて研究開発してきたものを、なぜあれだけ短期間で
ものにできたか疑問」と指摘した。
新日鉄が提訴に踏み切る「証拠」をつかめたのは、韓国内の「事件」がきっかけ。
2007年、ポスコから中国メーカーに、問題の鋼板の技術が流出させたとしてポスコ元社員が逮捕された。
この元社員は裁判の中で、「流出した技術はポスコのものでなく新日鉄の技術」と主張。
裁判では今回の新日鉄元社員の名前も登場したことから、新日鉄が証拠保全手続きで元社員の
保有する資料を押さえ、今回の提訴につながった。まさに「幸運のなせる技」(新日鉄関係者)だった。
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