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★“2秒で300文字の書き込み”不自然さ認識も…
・なりすましメール事件で誤認逮捕された男子学生の取り調べで、横浜地検が男子学生の供述などによって、
捜査の不自然さを認識していながら、裏づけ捜査を怠っていたことが分かりました。
男子学生(19)は、横浜市のホームページに小学校の襲撃予告を書き込んだとして誤認逮捕されました。
関係者によりますと、ホームページには2秒間で約300文字が書き込まれていましたが、男子学生は、横浜地検の
取り調べについて、「検事には『2秒では書き込めない』と伝えた」と話していたことが新たに分かりました。
最終的に、男子学生は「『一心不乱に打ち込んだ』と2秒での書き込みを認めたら、検事にそれ以上、
追及されなかった」と話していたということです。検察は、捜査の不自然さを認識しながら、裏づけを怠ったまま
男子学生を家庭裁判所に送致したことになります。検察は、男子学生が罪を認めた経緯についても検証を
進めています。横浜地検は23日午前、男子学生の保護観察処分の取り消しを家庭裁判所に求めました。
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