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内戦状態が続くシリアに中国の企業が防弾チョッキや
ヘルメットなどの軍用品を大量に輸出していたことがわ
かった。中東情勢に詳しい情報筋が21日、明らかにし
た。シリアのアサド政権に武力停止を求め、経済制裁を
警告する国連安全保障理事会の決議案に中国は3度も拒
否権を行使している。同筋は、決議案への反対だけでな
く「中国当局が中国企業によるアサド政権支援の活動を
見て見ぬふりをしている」と非難した。
同筋によると、軍用品を輸出しているのは広州に本拠
をおき、軍用品などの生産を行っているKMS(Kin
g・M・Sun)社。昨年3月の暴動発生直後、シリア
軍の調達部門の高官が同社幹部と会談し、購入の意向を
示した。同筋は「防弾チョッキやヘルメットなどそれぞ
れ数千点の納入契約を交わした」と指摘する。取引は当
局の監視の目をくぐるため、中国国外の金融機関を使っ
て行われたという。
反体制運動の高まりからシリア側は同社に対して軍用
品の迅速な提供を求めるとともに、納期に間に合えばさ
らに発注すると申し出て、これまで何度か契約を交わし
たという。
その結果、新しい契約が結ばれる度に「シリア側の要
請に応えるため、同社の生産ラインがフルスピードで回
転している状態」(同筋)となっている。
【MSN産経】
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