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福岡県警博多署は２１日、福岡市の中洲地区のスナックやクラブなど飲食店２６店に脅迫めいた電話が相次いでかかった、と発表した。ほとんどの店が、
県暴力団排除条例に基づいて暴力団員の立ち入りを禁じる標章を掲げており、いずれも「標章をはがさんやったら、やるぞ」と脅す内容だったという。
北九州市内では標章を掲げた店の経営者らが襲われる事件が相次いでいる。福岡市内でも標章を掲げた店が入るビルで不審火が起きたばかり。
県警は暴力団による嫌がらせの可能性もあるとみて、脅迫容疑も視野に入れて捜査を始めた。
発表によると、電話は２０日午後９時すぎから同１０時半ごろにかけて、各店の固定電話に相次いでかかってきた。いずれも男の声で、
「お前んとこ（標章を）張っとろうが」「次はお前の所ぞ」などと一方的に言って切れたという。電話があった２６店のうち、
２３店が実際に標章を掲げているという。各店から県警に通報や相談があって発覚した。
朝日新聞デジタル 10月21日(日)1時35分配信
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画像 暴力団の立ち入りを禁じる店に貼られる標章のデザイン
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