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韓国のインターネットサービス会社カカオは19日、ヤフー（Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮ）と業務提携し、
日本向けのモバイル事業を共同で展開することを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
カカオは、日本法人カカオジャパンの株式50％をヤフーに売却し、合併会社となる。
今後両社は、無料チャットアプリ「カカオトーク」をはじめとするモバイルコンテンツを展開していく。
業務提携を行った背景について、両社は日本でスマートフォンの普及率が上昇していることや、
ツイッターやフェイスブックなどモバイルサービスの利用者が増えていることを上げた。カカオは、「両社の顧客基盤を結合し
、開発ノウハウを活用してスマートフォンに特化したコミュニケーションサービスの活性化を促していきたい」と説明した。
韓国の報道によると、同国内ではカカオとヤフーの業務提携について、
現在日本で独自のサービスモデルを築いたＮＨＮジャパンの「ＬＩＮＥ（ライン）」に対抗する狙いがあるとの見方がある。
「ＬＩＮＥ」の利用者は世界6000万人に達するが、日本人の利用者は半数以上に上る。
有料コンテンツ市場が発達している日本での成功は、「ＬＩＮＥ」の収益に大きなプラスになっているという。
韓国のメディアは、「カカオ、ヤフージャパンと資本・業務提携、日本市場攻略に向け始動」
「カカオトーク、日本に本格進出」などと報じた。（編集担当：新川悠）
▽サーチナ 【社会ニュース】2012/10/20(土) 19:14
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