12/10/19 03:25:36.34 i3WwXP7U0
>>515続き
橋下府政時代の財政は、産経の記事にあるように国から配分される地方交付税が国の何らかの都合で交付されない際に、地方自治体が臨時に債権(臨時財政対策債)を発行して地方交付税の穴埋めをする制度を利用して運営してきたのだ。
橋元知事は国の制度の欠陥を指摘して非難しているが、その一方で、この制度を利用した借金を増大させている。
借金が増大するのは決していいことではないが税収増を図るための施策に資金を投入したなどの合理的な理由があれば許されるであう。
しかし、橋本府政が問題なのは大阪府に配分される予定の地方交付税の金額以上の【臨時財政対策債権】を発行し、予算を膨らまして予算の歳入を下回る歳出にして予算黒字を演出し、あたかも財政状況が好転しているような錯覚を多くの府民に与えていることであろう。
大阪府の貯金とも言うべき財政調整基金の増加は臨時財政対策債権を多めに発行してその一部を積み立てているというのが実体である。
嘗て長野県知事を務めた衆議院議員(新党日本代表)の田中康夫氏が財政基金を取り崩してそれに触れずに財政を黒字にしたと吹聴していたが、橋a下氏は新た粉飾財政方法を開発したことになる。