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飼育中のトキ、またビタミン不足で倒れる
環境省は17日、新潟県の佐渡トキ保護センターで飼育中の1歳の雌のトキ1羽が、
ドジョウの過食によるビタミン不足とみられる症状で倒れたと発表した。
このトキは今年1月にも同様の症状で倒れた個体だった。ほぼ回復しているという。
センターによると、17日午後2時25分ごろ、飼育員がモニターで観察中にトキが地上でふらつき、転倒した。外傷などはなく、ビタミン不足で神経に異常を来した可能性が高いと判断、ビタミン剤を注射してケージへ収容した。
ビタミン不足は、ドジョウなど淡水魚にビタミンを破壊する酵素が含まれるためとみられる。
センターは今後、馬肉など人工飼料をきちんと食べているか把握するため単独で飼育する。
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