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・日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は17日、「週刊朝日」が自身の出自に関する記事を掲載したことを
「血脈主義、身分制に通じる極めて恐ろしい考え方だ」と批判し、今後は朝日新聞と朝日放送の記者の
質問に答えない意向を示した。
同時に「社としての考え方をきちんと示してほしい。僕も生身の人間だから許せない」と述べ、18日の市長定例
会見後の取材機会などで掲載理由を説明するよう求めた。
橋下氏は「僕の人生の過程は丸裸にされてもやむを得ないが、先祖を徹底的に調査して暴き出すのは
一線を越えている。僕の子供、孫にも影響する」と指摘。「僕はヒトラーだとか言われているが、それこそ
ナチスの民族浄化主義につながるような非常に恐ろしい考え方だ」とも述べた。
一方で「言論の自由は最大限保障されるべきで、民主主義国家で報道機関ほど重要な機関はない」とも語った。
日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事も「人の出自を書くことにどれだけの意味があるのか」と疑問視。
朝日新聞と朝日放送の取材に関し「市長の代わりに受ける」と応じる意向を示した。府庁で記者団に述べた。
週刊朝日はノンフィクション作家佐野眞一氏と取材班による緊急連載で「ハシシタ 救世主か衆愚の王か
橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と題し、橋下氏の出自に関する記事を掲載した。
週刊朝日を発行する朝日新聞出版は「本日の橋下徹市長の発言内容については、現在確認中です」と
コメントした。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
・橋下氏は「実の父親に僕は育てられた記憶がない。そういう父親を持つ僕には、実の父親の人生がどうであろうと
関係ないと思っている」と強調。その上で、「僕の今の政治的な行動について、父親の人生が影響しているという
ような考え方なのかをお聞きしたい。(もしそうなら)血脈主義や身分制に通じる恐ろしい考え方だ」と批判した。(抜粋)
URLリンク(jp.wsj.com)
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