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東京農工大学の亀山秀雄教授らの研究チームは、窒素と水からアンモニアを合成する方法を開発した。
進みにくい化学反応を、複数の素反応に分けて進めやすくする「熱化学サイクル」という
手法を用いて実現した。再生可能エネルギーを使ったアンモニア合成法を構想しており、
化石燃料に依存した現状の合成法を置き換える可能性を示す成果として注目されそうだ。
窒素と水から、アンモニアを生成する反応を、(1)窒素と二酸化炭素(CO2)から、
一酸化炭素(CO)と一酸化窒素(NO)を生成する(2)CO2から、COと酸素を生成する
(3)COとNOと水から、アンモニアとCO2を生成するという反応に分けて進める。
前二つの反応はプラズマによって進める。(2)の反応はすでに知られているが、今回、
(1)の反応を進めるために、多孔質のアルミナ製の放電電極を開発し常温常圧下で反応させることに成功した。
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