12/10/16 23:20:53.36 a0q/eHqG0
【赤旗】オスプレイ編隊飛行時 十分な間隔でも墜落
防衛省がフロリダ事故報告
URLリンク(www.jcp.or.jp)
今年6月、米フロリダ州で米空軍の垂直離着陸機CV22オスプレイが2機編隊
で飛行中に墜落した事故について防衛省は11日、分析評価チームによる報告書を
公表しました。この中で、事故機と先行機との距離が規定より約5倍も長い120
0フィート(365メートル)も離れて飛行していたにもかかわらず、先行機の後
方乱気流に巻き込まれて墜落したことが明らかになりました。
米空軍が8月末に公表した事故調査報告書によると、CV22が編隊飛行する際
の先行機と後続機との安全な最低距離は垂直方向で25フィート(7・6メート
ル)、水平方向で250フィート(76メートル)と定められています。
防衛省の分析評価報告書は、事故機が先行機から垂直方向には5フィート(1・
5メートル)しか離れていなかったものの、水平方向には1200フィートも離れ
ていたことを指摘。CV22のマニュアル(手引書)には後方乱気流の影響が37
5フィート(114メートル)後方までしか記載されていないとし、「事故に影響
を及ぼした要因」と認めました。
一方で、分析評価報告書は、事故機や関連装備品に不具合があったことを示す証
拠はないとし、機体自体には問題がないと強調。事故機の副操縦士や機長が先行機
との位置関係を誤認識し、十分な高度差を確保しなかったことなどが「主たる事故
原因」であり、「人的要因によるところが大きい」とし、米側の事故調査結果を追
認しました。