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★尖閣諸島めぐり口論になり友人を刺殺、親の手紙をみて自首―海南省万寧市
・2012年10月15日、中国・海南省万寧市のバーで起きた殺人事件は、犯人の自首により解決した。
人民ネットが伝えた。
事件が起きたのは9月27日。同市の村に住む男が一緒に飲んでいた友人を割れたビール瓶で刺殺した。
犯人の男は36歳で、過去に2度窃盗罪により、1年半と10年の懲役を言い渡されている。2007年に
出所したが、家庭を持たず建築現場の日雇いで生計を立てていたという。
当日いつものように村の仲間数人と飲んでいたのだが、うちの1人が尖閣諸島について話し出した。
その男性は尖閣諸島問題が戦争に発展した場合、日本が勝つと話したが、犯人の男は中国が勝つと
譲らなかった。そして日本が勝つと言った男性がビール瓶で男の顔を殴り出血させた。すぐにほかの
仲間が男を殴ろうと加勢するのを見て、男はビール瓶を片手に店を飛び出した。振り切れそうにないと
思ったのか、男はビール瓶を割り、自分を殴った男性を刺した。刺された男性はすぐに病院に搬送
されたが、治療の甲斐なく死亡した。25歳の若さだった。
当局は現場に残された男のオートバイと携帯電話を頼りに男の身柄を特定。山岳地帯で育ったことを
知ると、付近の山を捜索した。さらに男の親や兄弟を説得し、男が現れそうな場所に親から自首を
勧める手紙を貼った。これが功を奏したのか、男は15日の逃亡の末、警察に自首した。現在当局は
詳しい経緯の調査や遺族への対応を行っている。
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