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医師の資格がないのに医療行為に当たるレーザー脱毛をしたとして、山形市内のエステ店
「メディカル＆エステティックメソッド ブラッサム」の元経営者らが医師法違反容疑などで
摘発された事件に絡み、県弁護士会（高橋健会長）は14日、元顧客を対象とした被害者説明会を
同市の県弁護士会館で開いた。
元顧客の女性ら約30人が参加。弁護士会が元経営者らを相手に損害賠償を求める集団提訴に向けた
手続きや、今後の方針について説明した。
県弁護士会は、元顧客の意向に基づき有志の弁護団を結成する方針で、被害救済策としては、
医師ではないにもかかわらず医療行為に当たる脱毛などをした荒井昭好元経営者（48）＝同市旅篭町
1丁目、刑事裁判で執行猶予付き有罪判決＝に対し、エステ代金の返還と慰謝料を請求することができる
と説明。クレジット会社を通して分割払いをしているケースは残金の支払いを拒絶できるとし、
元経営者だけでなく、従業員や併設クリニックの管理者として名義貸しをした数人の医師に対しても
損害賠償請求を検討している。
元顧客の女性（33）は、脱毛など3年契約で36万円を支払った。「白衣を着た（元経営者とみられる）男性から、
医師がいるエステで安心だと説明された。だまされたことがショック」と話していた。
ソース
山形新聞 URLﾘﾝｸ(yamagata-np.jp)