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経済同友会の長谷川閑史経済代表幹事は１５日、東京・霞が関の経済産業省で枝野幸男経産相と会談し、
環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）について「ぜひ民主党政権で参加表明をしてほしい」と強く要請した。
次期総選挙で自民党が政権を獲れば、ＴＰＰ参加を「トップ・プライオリティ（最優先）でやっていただくのは
難しい」ことから、民主党政権に期待を寄せた。
長谷川代表幹事がＴＰＰへの早期参加を望む理由として、米大統領選でオバマ大統領が再選されれば
参加交渉が前進する可能性があること、（領土問題で軋轢が生じている）韓国も参加を検討しており
日本が後れをとれば既参加国からどういうことが起こるかわからない－などと強調。
これに対し枝野経産相は「ＴＰＰはこれから日本が生きる道でたいへん重要な要素だ」と理解を示し、
政府として正式な参加表明ができるよう努力をしていきたい」と応じた。
会談には同友会で経済連携委員長を務める藤森義明副代表幹事（リクシル社長）も同席した。
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