12/10/15 12:35:17.06 0
(>>1のつづき)
上杉:安倍氏は野党第1党の総裁とはいえ、次期首相の有力候補の立場にあるので、身辺を洗いざらい調べるのは
報道機関として当然のことでしょう。ただ、安倍氏と朝日に何らかの確執があるとすれば、05年のNHK番組改編
問題で、安倍氏がNHKに圧力をかけたと朝日が報じたことが大きいですね。この時、安倍氏は「朝日の背後に
薄汚い勢力の意図を感じる」と言い、系列のテレビ朝日も含めて敵意むき出しでしたから。
藤本:今でも朝日が安倍氏を嫌っているとすれば、それはやはり彼のタカ派的体質にあるのかもしれない。
安倍氏がまた首相になりそうだから、今度は本当に憲法改正に突っ走るんじゃないかと。日中、日韓関係が緊迫する
中でタカ派に勢いがある時だからこそ、なおさら危機感が募るわけです。ボクも朝日とは違って憲法改正に賛成の
立場ですが、安倍氏が憲法改正の先頭に立つことには反対です。だって箸もちゃんと使えないような人に憲法を
触らせるわけにはいかないでしょ。
上杉:えっ、何ですかそれ?
藤本:朝日のように3500円のカレーに目を奪われていては分からないでしょうが、つまるところ安倍氏には
保守政治家が血肉とし、体現すべき日本人としての躾(しつけ)がなっていないということ。詳しくはまた次の機会で。
☆うえすぎ・たかし=1968年、福岡県生まれ。テレビ局、衆院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ取材記者、
フリージャーナリストを経て、公益法人自由報道協会理事長。ミドルメディア「NO BORDER」代表。著書に
「新聞・テレビはなぜ平気で『ウソ』をつくのか」など多数。
☆ふじもと・じゅんいち=1958年、福岡県生まれ。新聞、雑誌記者を経て独立、取材執筆集団「メディアフォーラム」代表。
「建設業界・談合が崩壊する日」「永田町奇譚 もしニッポンの総理が東スポを愛読してたら…」など著書多数。
本紙で「永田町ワイドショー」好評連載中。(以上)