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”森口氏、日本で改めて説明 15日午後に帰国 ”
ｉＰＳ細胞を使った世界初の臨床治療を実施したと主張している森口尚史氏は
13日、米ニューヨークのホテルで開いた記者会見で、日本時間15日午後に帰国した後、
改めて報道陣に説明すると表明した。
約３時間に及んだ記者会見で、森口氏は最初の治療の実施時期について、
従来説明していた今年２月ではなく昨年６月と訂正した。これまで６例実施したと説明していた治療数を
「これからやろうとしていた手術についてオーバーに嘘をついてしまった」と１例に修正。
説明の多くが虚偽だったことを認め、謝罪した。
昨年６月に治療したとする実施場所も「マサチューセッツ総合病院とは別の場所」と当初の説明を翻した。
一方で「昨年６月３日夕方、ボストンで、現在バーモント州に住む34歳の男性に対して
行った治療については間違いない」などと話し、実施したことは虚偽でないと強調した。
しかし根拠を示す資料は「日本にはある」とだけ話し、詳しくは明らかにしなかった。
【ニューヨーク＝原真子】
日本経済新聞 2012/10/14 3:36
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)