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森口氏、「うそと言えばうそ」=iPS治療、虚偽濃厚
【ニューヨーク時事】
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、米国で移植治療を行ったと発表した
日本人研究者の森口尚史氏は13日午前(日本時間同日深夜)、ニューヨーク
で記者会見し、手術を今年2月以降、6例行ったとするこれまでの説明を訂正し、
昨年6月に1例だけやったと述べた。
従来の説明と食い違う点を突かれると、「うそと言えばうそ」と答え、発表が虚偽
である可能性が極めて高くなった。ハーバード大客員講師を名乗る森口氏は、
iPS細胞からつくった心筋細胞を6人の心不全患者に移植する世界初の臨床応用
を今年2月にマサチューセッツ総合病院で行ったとし、日本の一部メディアがこれを
報じた。
だが、大学と病院側は森口氏の大学在籍や臨床応用が行われた事実を否定し、
森口氏の主張に疑義が生じた。
時事ドットコム
(2012/10/14-00:05)
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