12/10/14 01:07:57.83 7JtXNynm0
>>775 ああ、君はアカデミックなバックグラウンド0だね。もう、そういうのいいから。
インフレは、ある日突然起こるもので、その前までは安定しているように見えるものなんだよ。
インフレに限らず、最近でもリーマンショック、あるいはアジア通貨危機で見られた話だが、
直前までは公債市場が安定しているように見える。
=国債・公債・社債は高値安定=金利が低くなっている。
実際には、長期債から短期債に取引が移っている。
(あるいはリーマンショックの際は、合成証券市場の参加者がCitiや大手保険会社に偏ってると騒がれ始める。)
新たな資金調達が短期市場でしかできなくなり、金融機関は焦り始めるが、どうにもならない。
ある日突然、信用度の低い零細金融機関の貸し出しに誰も応じなくなる。
(実際は、前からキツキツになっていて、たまたまあるタイミングでババを引くだけ。)
そのことが広まり、皆が一斉に資金を引き揚げ。
市場大パニック。
中央銀行の仲介で当座の資金の手当てはされるが、金融機関が一斉に貸しはがし開始。
長期債に依存している会社(米国では鉄道会社他)が、たまたま資金調達がその期間にかかり、
倒産し始める→連鎖倒産へ。
真性の不景気が始まるが、市場から資金が退出しているため、金利は下がらない。
(スタグフレーションの始まり)
これは、日本でもバブル崩壊で見られた話なんだが。おまえは何を学んだんだ?