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リニア中央新幹線の京都駅誘致の問題をめぐり、山田啓二知事は12日、記者会見後、報道陣に
「厚かましいといわれても、上品に収めるだけではなく、言わなければならないことはある」と述べた。
リニアをめぐっては平成23年5月、国が整備計画を決定。国の基本計画や整備計画は中間駅候補に
ついて「奈良市付近」と明記。昨年11月には中間駅の建設費についてもJR東海側が全額負担する
方針を示した。
この間、府などは22年7月、有識者などを集めた検討委員会を作り、24年2月、奈良駅を中間駅とする
現行案を見直すべきとする提言をまとめた。
これに対し、奈良県などからは「駅の建設をJR東海が自己負担すると言い始めてから名乗り出るとは、
京都は厚かましい」といった批判が出されている。
山田知事によると、JR東海が東京-名古屋駅間のルートを決める際、京都は名古屋-大阪駅間の
ルート変更を申し出ようとしたが、「リニアの計画全体がだめになってしまうのではと心配し、異論を
唱えるのを控えた。そのうちにJR東海が自己負担で駅をつくると言い始めた」と説明。
「利益を受ける地元も駅建設については負担をしなければならないと思う。日本海側は、駅を地元が
負担するといって熱心に新幹線の誘致をしているのに、これでは格差が広がる。公共交通政策全体に
かかわる問題だ」と持論を展開した。(栗井裕美子)
ソース msn産経ニュース 2012.10.13
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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