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テレビ離れが進む中、NHKに期待されているのは、迅速な報道や質の高い番組づくりだ。
震災報道やドキュメンタリー番組などで、NHKは一定の評価を得ている。
それに安住せず、公共放送にふさわしい役割を再認識することだ。
民放と同じような番組ばかりでは困る。
携帯端末の普及を受け、放送と通信の融合が今後の事業展開で大きなテーマとなる。
例えば、放送をインターネットで同時送信するサービスだ。
実現すれば、スマートフォン(高機能携帯電話)で、どこでも番組を視聴できる。
ただし、受信料で運営されるNHKに適した事業かどうか、その可否は慎重に議論すべきだ。
改革推進には、強固な統治体制が欠かせない。
ゴタゴタ続きの経営委員長職に、全日本空輸出身の浜田健一郎氏が就任した。
記者会見で「執行部とは車の両輪として緊張関係を保つ」と語った。
しっかりしたかじ取りを望みたい。
(おわり)